キーオンライン

自分で鍵を修理するメリット・デメリットとは?

自分で鍵を修理するメリット・デメリットとは?

鍵の修理は、だれでも行うことが出来ます!

鍵の不具合の多くは、経年劣化による汚れや部品の緩みになるため、家にある工具を使って簡単に直せる場合もあります。 ただし、鍵の不具合に合わない修理をすることで、トラブルを悪化させてしまうこともあります。また、鍵の交換が必要となるケースもあります。

そこで、まずは自分で鍵を修理するメリット・デメリットについて解説いたします。注意する点も踏まえて、自分でやるか業者に任せるか、ご判断ください。

目次

自分で鍵を修理するメリットとは

ちょっとした緩みや、汚れであれば自分で鍵の修理ができますので、やってみて損はありません。なにより、以下のようなメリットがあります。

費用が安くなり経済的

専門業者に払うお金は、作業代(手間賃)と修理部品代となります。自分で修理する場合には、この手間賃を節約することができます。専門業者に頼むと数千円から数万円かかってしまうような作業でも、自分で行えば、その何分の一にも抑えられます。

またシリンダーや錠ケースなどは多くのホームセンターに売られているので、それらを購入して自分で取り付けても良いでしょう。

部品代については、専門業者の方が卸売業者から大量購入している分安くなっていることが多いですが、部品が必要ない修理方法であれば、まるまる節約できることになります!

簡単な道具で時短修理

必要な道具は主に、+と-のドライバーです。ねじを締めたり緩めたり、部品をとりはずす時に使用します。ご家庭に1セットは工具があると思いますので、簡単な修理であればやってみても良いでしょう。

鍵穴を掃除する場合は、エアダスターや黒鉛筆(濃い物)があれば応急的に修理ができます。

好きなドアノブを選べる

室内のドアノブであれば、素人でも手順を間違えなければ取り替えができます。もし古くなっているようであれば、修理よりも思い切って交換してみてください。

ドアノブは型があえば、丸い玉座のものやレバー型のものまでお好みで選ぶことが出来ます。

絶対に失敗したくない時は、今使っているドアノブと全く同じ種類のドアノブへ交換しましょう。

自分で鍵を修理するデメリットとは

自分で何でもやる方は、こんな失敗をすることがありませんか?

例えば、しっかり部品を調べて買ったのに合わなかった。自分で組み立てた机がガタガタしてしまう。比較サイトの評価を信じて買ったが満足できる機能ではなかった、より良い物が欲しくなったなど。

メリットだけは無い、鍵の修理を自分でするときに考えられるデメリットも知っておきましょう。

間違って購入した部品は返品できない!

オンライン通販でも鍵の修理用(交換用)部品を購入することができます。オンライン通販は必ず部品が合うか調べてから購入するよう注意書きしているため、合わない商品を買ってしまっても返品ができません。

また、鍵の種類は非常に細かく分かれており、一見写真では同じように見えても、奥行き・横幅・高さ・厚みがミリ単位で違うのです。

そのため、部品が合うかどうか念入りに調べてから購入しないと、余計に費用がかかってしまうことになります。

作業や調査に時間がかかる

ドアをあけて、錠前の種類を調べ、対応する部品を探す。また、細かくドアの厚みも調査しなければならないものもあります。特に経年劣化していると、せっかく合う部品を購入しても、ドア本体の重みで本来の位置に錠前がきていなければ鍵を閉める・開けることができない場合もあります。

その場合、ドアの調整や部品の位置変更も必要となるので、ご自身で出来る範囲でない場合は専門業者に依頼してください。

鍵の修理には技術や知識が必要

簡単な室内の鍵修理ではなく、玄関の鍵などは注意が必要。

防犯性を高めるべく鍵は複雑な内部構造が施されているため、修理にも特殊な技術や知識が求められます。

その知識や技術を持たぬまま修理に挑むと、場合によっては鍵をより壊してしまいかねません。

たとえば鍵穴に鍵を差してもうまく回らない場合、市販の潤滑油を注入してしまう方が少なくありません。(例:クレ556)

潤滑油は一時的には滑りを良くするものの、すぐに内部で固まり、さらに埃も付着して、状況をより悪化させてしまいます。錠前部分には使えるものの、鍵穴には専用潤滑油以外はさしてはいけません。

またシリンダーや錠ケースの取り付けも微細な調整が求められるので、自信がない方は無理に自分で修理しようとせず、専門業者に連絡することをおすすめします。

防犯性の弱い鍵を付けてしまった

鍵の価格は防犯性と比例しているといっても過言ではありません。頑丈でピッキングに強く、セキュリティシステムが付いている鍵は高くなります。一方、室内のドアや倉庫などに使われる鍵は簡単な作りであるため、ホームセンターなどで安価に手にすることが出来ます。

ただ、鍵の知識がなくこのような簡易的な鍵を買ってしまうと、防犯性が低くなるほかそもそも取り付けられないことがあります。

この鍵選びを専門業者に任せることで、確実に必要な防犯性は確保している鍵を案内してくれます。あとは希望の費用にあわせてグレードアップすれば良いでしょう。

こうした確実性と時間の節約も、業者に任せる利点であります。

こんなケースは専門業者が安心

比較的簡単な修理は、自分で行う事もできます。ただし、以下のようなケースはそもそも専門業者を呼んだ方が安心です。

賃貸に住んでいる場合

賃貸に住んでいる方で、自分に非が無く、鍵の経年劣化による故障である場合は、大家さん負担で修理してもらえるでしょう。万が一へたに分解などして戻せなくなった場合、借主負担での修理となる場合もあるので、大家さんに一度見てもらいましょう

技術的に専門業者を呼んだ方がいい場合

例えば、鍵が抜けないときは鍵穴の汚れ以外に、鍵穴の中のピンに引っ掛かっている場合があります。こうなると、無理に鍵を引き抜いた時にピンが歪み、二度と鍵が開かなくなります。

その他に、引き戸の鍵が開け閉め出来なくなったり、玄関の鍵が中からも外からも開かなくなったりしたら、錠前交換となるケースがほとんどです。

ドアの建付けも影響しているので、専門業者に修理か交換を頼んだほうが安心です

費用が限られている!だからこそ業者に相談

費用が限られている中で、部品を自分で選んで修理するというのはリスクが大きいように思います。例えば鍵穴の汚れやネジの緩みであれば、費用はかけずに修理することはできます。しかし鍵の交換となると、鍵も安くは無いので失敗できません。

業者に正直におおまかな費用を伝えることで、予算にあった鍵修理を行ってくれることでしょう。

知っておきたい修理費用の相場とは?

業者に依頼した場合は、鍵の修理にかかる費用相場は6,000円~8,000円。

極端に費用が安く3000円ほどの価格を表記している業者も見つけました、こちらは出張費用4000円、または出張費についてはお問い合わせくださいと記載されていました。合計すると、おおよそ費用相場あたりの金額となることでしょう。

鍵屋さんを選ぶ際には、こうした料金が明確に表記されているところを選ぶと安心ですね。

鍵修理の事なら鍵屋鍵猿

チャレンジはOK!技術に自信が無ければ業者へ

簡単な鍵修理は自分でやって費用を節約しましょう!主な工具はドライバー。室内のドアであれば、ドアを開けたままにしてネジを閉めたり緩めたりして調節してみてください。

完全に閉まらない、鍵穴の掃除をしたが直らない、間違った鍵を買ってしまわないか心配、技術に自信がない方は、専門業者に依頼したほうが良いでしょう。

専門業者に依頼すると、確実な工事、費用に合わせた鍵選び、時間を節約できるメリットがあります。

また、鍵屋を選ぶときには費用の記載に注意。作業の前に明朗会計を行う業者を選ぶと安心です。